数日前から世界を騒がせている「サル痘」
もう病気ばっかヤダ・・・
アフリカが流行地の病気ですが
2022年5月以降、欧米での報告が相次いでいます。
うおお・・在米者にとって他人事じゃないぞ・・・・。
自然界でのウイルスの宿主はげっ歯類と考えられている。
自然豊かなAnnArborは野生動物も多い。
身近な野生動物、げっ歯類といえば・・・
元々流行地ではないアメリカに住むげっ歯類ならば
危険性は少なそう?
ヒトからヒトへの感染は稀というので
爆発的に感染が広がる事は無さそうな気はする。
ただ、不確定要素が多い。
野生動物との接触は極力避ける。
手洗い、うがい、消毒、マスク着用を続ける。
こまめに情報収集を続ける事が良さそう。
以下はサル痘についてまとめたものです。
役立てば幸いです。
サル痘はどんな病気?
サル痘は、サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患。
天然痘に類似する病。
・潜伏期間は6〜13日(最大5〜21日)
・潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節膨張、筋肉痛、倦怠感等が1〜5日続き、発疹が出現する。
初期症状はインフルエンザと似ているようです。
・発疹は顔面、四肢に多く出現する。
初期は平坦な発疹だが、徐々に隆起して水疱(水ぶくれ)、膿疱(膿がたまって盛り上がった状態)、痂皮化(かさぶた)する。
・多くの場合2〜4週間持続し自然軽快する。
しかし、子供や患者の健康状態によっては重症化する場合がある。
死亡した症例もある。
書いてるだけでギェェェェェェェ。
絶対かかりたくねぇェェェェェ(´;ω;`)
治療法はあるの?
有用性が期待される薬剤はある。
しかしまだ治療目的で研究または使用に至っていないそうです。
とどのつまり、予防しか勝たん。
サル痘の流行地は?
主にアフリカ中央部から西アフリカにかけて発生が持続している。
コンゴ民主共和国では2022年1月以降1,152例の患者、55例の死亡例が報告されています。
全体の5%の人が亡くなってる??!
2022年5月、海外渡航歴のないサル痘患者がイギリスで報告され、欧米で患者の報告が相次いでいます。
2022年5月30日時点で
アメリカでは7州(MA,FL,UT,WA,CA,CO,VA,NY)で計15人の感染が確認されています。
www.cdc.gov
日本では感染者数は確認されていません。
※日本では2003年以降サル痘感染者の報告はない。
www3.nhk.or.jp
サル痘の感染源は?
げっ歯類が関係していると考えられている。
しかし、サル痘を
保有する動物、宿主は
明確には分かっていない。
サル痘ウイルスに感染した動物に咬まれる。
ヒトからヒトへの感染は広がりにくい、稀と言われている。
しかし
濃厚接触者の感染、リネン類を介した医療従事者の感染の報告がある。
患者の飛沫、体液、発疹部分を介した
飛沫感染、
接触感染があると考えられている。
何故今回は流行地以外で感染が広がっているの?
これが原因?という仮説はあるようです。
断定ではないゆえに偏見に繋がりかねないので
参考記事だけ載せておきます。
サル痘と言ってるけどサルが出てきませんが・・・
研究用に飼育されているサルの間で
天然痘に似た疾患の集団感染が発生していた事が由来。
たまたま最初におサルさんが罹っちゃったから
サル痘という名前になったという事。
可哀想やん(´;ω;`)!!!!!!!
・サル痘を
保有している可能性のあるげっ歯類等のほ乳類(死体を含む)との
接触を避ける
・ブッシュミート(野生動物食)を食べる、扱う事を控える
・石鹸を用いた手洗い、アルコール消毒をして手指衛生を行なう
そのため
天然痘のワクチンによって約85%発症予防効果があるとされている。
また、罹ったとしても重症化を抑える効果もあるとか。
天然痘根絶により
天然痘ワクチンを摂取しない世代が増えたため、サル痘が流行という話もある。
なので
天然痘のワクチンが有効というのは納得できるかも。
まだ感染者はいないけどヤッベーぞ!!
今のうちにワクチン準備して備えよう!!!
という日本に対して、
人類は
天然痘に勝てたんだからまた勝てるさ・・という考え方でワロタ。
サチョコの感じた事
ヒトからヒトへの感染は稀、
罹っても症状が自然軽快していく事が多いと言われているけど
症状が苦しすぎなので絶対罹りたくない!
有用性が期待される治療薬があるけど
使用に至ってない=予防を徹底するしかないんだよね。
コロナのように変異体が出現するのでは!
と心配になったけど、サル痘は変異しにくいウイルスらしい。
サル痘は自分の遺伝子情報をたくさん持っているから複製時に異常を発見して修復する能力に長けているそうです。
コロナはその能力に長けていないから
変異体がドカドカ出現してしまうって事。
コロナのバカ!でもあり、コロナはバカ!でもある。
冒頭でも書きましたが不確定要素が多い。
どうなるか分からん!
だってコロナも当初はここまで広がらないと考えられていたからね。
マスク着用、手洗い、アルコール消毒。
きちんと予防策をやっておく事が重要だと思います。